ウンソは優しい両親と妹思いの兄ジュンソと幸せに暮らしていた。そんなある日、ウンソは交通事故に遭い、運命は一変。今まで愛してやまなかった家族が本当の家族ではないことが分かる。ウンソは生まれ育った家族を離れ、本当の家族と一緒に暮らすことに…。家族はウンソを忘れるため、アメリカに発つ。10年後、お互いを想い続けていたウンソとジュンソは再会を果たす。
ジュンソをつなぎ留めておくためのユミのウソ。それを知ったジュンソは、後悔の苦い酒に酔いしれる。しかし、実家の棚に返されたウンソと自分のマグカップを見て、ウンソの決意を知り、自分も過去に決別しなければと旅に出る。ウンソと一緒に過ごしたあの牧場に。ウンソも、ジュンソに最後の別れを告げようとバスに乗る。そして、偶然の、いや運命の導きで2人は出会う。1日だけの夢の世界で、結ばれない2人が誓う永遠の愛。死ぬまで心の中で愛し合おう。一方、骨髄移植しかウンソを救う道はないと知ったテソクは、ウンソの家族に助けを求める。スニムは、ジュンソの両親にすがる。
見舞いに訪れたユミに、ウンソは頼む。決してジュンソには病気のことを言わないでほしい。必ず治る。2人が帰国するときには元気になっていて、笑顔で迎えたい。ウンソの言葉にいったんはジュンソとの渡米を覚悟したユミだが、ウンソが危篤だという知らせを受け、ジュンソに真実を明かしてしまう。驚いたジュンソが病院に駆け付けたときには、すでにウンソは昏睡状態に入っていた。「ウンソ 愛してる」というジュンソの叫びがむなしく病室に響いた。ウンソの意識は戻らない。ジュンソはアトリエに帰ると書きためた絵を火に投じ、たとえ1人でもアメリカに行くとユミに告げる。
ウンソの容体が急変した。今夜が峠だと医者に告げられ、テソクは、強引にジュンソを病室に呼び戻す。自分がそばにいると、ウンソはほっとして、生への執着をなくしてしまうのではと考えたジュンソだったが、もうそんな猶予もない。病院に駆け付けるとウンソを抱いて、もう一度目を覚ましてくれと神に祈った。翌朝、意識は取り戻したものの、手術を受けるほどの体力はない。アトリエで体力の回復を図ることにした。もう誰も邪魔する者はいない、2人だけの生活が始まった。ウンソはジュンソに写真を撮ってくれとねだった。そしてテソクにも。まるで、私のことを忘れないでと言うかのように。
アトリエでの食事会に招いたギョンファから、ジュンソにウンソの写真を託されたと聞いて、ウンソは不安に駆られる。ジュンソの引き出しに薬瓶を発見したウンソは、激しくジュンソを糾弾する。たとえ私が死んだとしても、私のために生きると約束してほしい。その夜2人は、庭先で永遠の愛を誓い合う。夕闇迫る思い出の海岸で、ウンソはジュンソにおぶわれたまま静かに息を引き取る。木の葉が舞う中で行われたウンソの葬儀。散骨をテソクに託して、ジュンソはウンソの面影を求めて街をさまよう。そして、ウンソが中学生のとき事故に遭ったあの街角で、突然、車に襲われる。
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